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トイレリフォーム
トイレは小さいスペースだからこそリフォームの技が生きてくる場所です。(画像提供:株式会社INAX)

トイレは家族全員が使う、とてもデリケートな空間のはず。でも狭いスペースにはトイレ本体やペーパー、タオル掛けなど、様々なものが押し込められ、また湿気やニオイなどがこもってしまいやすい場所ゆえに、スタイリッシュな場所とは言えないお住まいが多いのではないでしょうか。

他にも家族の介護を考えて使いやすいトイレにリフォームしたり、お客様にとっても快適でセンスの良さを感じさせる素敵なトイレ空間を作ったりと、リフォームの背景は千差万別。

そこで今回の記事では、トイレリフォームの基本となる3つのパターンを元に、その概算費用とポイントをご紹介します。


プランA:和式トイレを洋式トイレにするなら30万円から

少し前の住宅では和式トイレも良く見かけましたが、やはり将来の介護のことや、お掃除・衛生面を考えると、洋式トイレはトイレリフォームの基本アイテムであると言えます。

和式トイレから洋式トイレにする際には、まず既存の床を壊し、洋式トイレが設置できる床と排水管位置などを補修します。この際、壁の汚れやキズが目立ってしまうので、壁も合わせてリフォームする必要があります。この時にデザイン性があり、ニオイや湿気を低減する機能がある「セラミックス製タイル」を採用するのも良いでしょう。腰高までの壁として施工するのであれば約3m2程度の施工面積で済み、工事費用もプラス2.5〜3.5万円程度です。

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下の写真は、狭かった和式トイレ室内を、少しでも広く使えるようにコーナー部にリフォーム用洋式トイレを設置した事例です。こうすることで洋式トイレを使おうと前かがみになった時、壁に頭をこするようなことも極力減らせます。


トレイリフォーム事例
和式トイレから洋式トイレへリフォームした場合の例。リフォーム用トイレには、狭いスペースを有効に使えるアイデアがたくさんあります。この場合はコーナー設置できるトイレを採用し、既存の壁を壊すことなく、出来る限り広さを感じられるように工夫が凝らされています。(画像提供:東陶機器株式会社)

【和式トイレから洋式トイレにリフォームする概算費用】
約30万〜45万円

※0.4〜0.5坪のトイレを想定。
※洋式トイレは温水洗浄暖房便座タイプを採用。写真の便器セットは189,945円(税込)。
※材料費、床解体工事、床・壁補修工事、給排水工事、電気工事、廃材処分費、諸経費を含んだ概算費用。


プランB:すっきり広々のタンクレストイレ空間を作るには40万円位から
タンクレストイレ
タンクレスにするとトイレ室内が広がるだけでなく、お掃除・お手入れがラクになります。美しいトイレ空間でさりげなくお客様をおもてなしできます。(画像提供:株式会社INAX)

テレビCMなどでも見かけられるようになった「タンクレス」のトイレ。読んで文字のごとく、従来トイレ汚水を流す際に必要だった洗浄水を溜めておくタンクがありません。便器スペースが小さくなるので、トイレ室内空間がとてもスマートになります。

洋式トイレからタンクレストイレに交換するだけのであれば、床を解体・補修する必要はなく、費用負担も小さくて済むのですが、かつてのトイレ洗浄タンクについていた手洗いがなくなるため、トイレ室内に小さな手洗いスペースを設置されるケースも良く見受けられます。この場合には、手洗い器と給排水工事が必要になりますが、タンクレストイレ向けのコンパクト手洗い器や、手洗い器一体型カウンターを利用すると見栄えも良い上、工事費用も安く済みます。

【タンクレストイレ空間にリフォームする概算費用】
約40万〜70万円

※0.4〜0.5坪のトイレを想定。
※写真の便器セットは315,000円(税込)。
※手洗い器付き埋込収納棚、鏡付き埋込収納棚、ミドルキャビネット、カウンターのセット価格は189,525円(税込)
※材料費、床・壁補修工事、給排水工事、電気工事、廃材処分費、諸経費を含んだ概算費用。


プランC:システム収納トイレで空間を一新!なら60万円以上
システム収納トイレ
トイレ空間にたっぷりの収納。でも圧迫感のないデザインですから、使う人にとって快適です。(画像提供:東陶機器株式会社)

便器そのものの高級感をそのままに、収納スペースもたっぷり作れるというのが、システム収納(キャビネット式)トイレです。

一見タンクレストイレのようにも見えますが、タンクは収納部に隠れていて、他の収納スペースとの一体感があります。右写真の例では便器背面の上部に「昇降ウォール収納」が設けられていて、収納力もたっぷり。それでいて使う人に威圧感のない、美しいデザインです。

この他にも、多数あるシステム収納部材を組み合わせて、我が家のイメージにフィットしたトイレ空間を作ることができます。また前ページでもご紹介したように、脱臭・除湿効果のある壁材や、デザイン性の高いクロスで壁・天井を仕上げることで、もっと自分らしい空間を作ることができます。

【システム収納トイレで空間一新!リフォームの概算費用】
約60万〜100万円

※0.4〜0.5坪のトイレを想定。
※写真のトイレ本体及び収納・鏡のセット合計は669,060円(税込)。
※材料費、床・壁補修工事、給排水工事、電気工事、廃材処分費、諸経費を含んだ概算費用。

今回ご紹介したプランは、たくさんあるトイレリフォーム例のほんの一部分にしか過ぎません。ご高齢の家族がいるお住まいでは、必要に応じて手すりを増設したり(そのために壁下地を補強したり)、部屋の間取りを変更してもっと広いトイレ空間を作ったりというように、住まいの数だけリフォームのプランがあります。

リフォームをご計画の際には、実際に施工事例を見せてもらうなど、リフォームイメージを一緒に膨らませてくれるリフォーム業者を見つけるようにしましょう。




2006年08月03日 
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