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  防犯リフォームは安心度と予算で考える
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毎日のように報道される犯罪事件。水と空気と安全はタダだった日本はもはや昔になってしまいました。夏は窓を開けたまま心地よい自然の風を浴びながら寝るという方も多く、暗くなるのが早い冬場と合わせて防犯対策が特に必要な時季と言われます。でもいくら家族と我が家の財産を守るためだとしても、予算と美観を無視した過度な防犯対策では、住まい手にとって有益であるとは言えません。

そこで今回は、住まいの雰囲気を壊さない防犯リフォームを、安心度ごとに予算と照らし合わせながらご紹介いたします。


安心度★:庭廻りと玄関・窓をさりげなく防犯するお手軽プラン
防犯ポーチライト
家廻りにセンサ内蔵ポーチライトを設置して、常に目が行き届いていることを犯罪者に知らせるのが防犯の第一歩です。(画像提供:松下電工株式会社)

防犯や暗がりの利便性を考えて、ホームセンターなどでセンサライトなどを購入し、ご自分で設置される方もだいぶ増えてきました。しかしセンサライト本体が住まいの雰囲気を損ねていたり、配線がむき出しであったりと、景観・防犯を考えると難アリ、というご家庭も少なくありません。

最近ではポーチなどの玄関部や、アプローチ、テラス、勝手口などに違和感なく設置できるセンサ内蔵の灯りが発売されています。また商品によっては「防犯モード」などで人が接近すると光がフラッシュしたり、サイレンが鳴るようなものまで用意されています。防犯対策の必要度や、ご近所への影響を考慮して、我が家にふさわしい灯りを選ぶようにしましょう。

また集合住宅・マンションでは玄関からの侵入が大半を占めます。戸建住宅でもほんの数分の外出の間に、無施錠の玄関から侵入されるケースも報告されています。住まい手に使いやすく、そして耐ピッキング性能及び耐破壊・こじ破り性能に優れた錠前に交換しておくと良いでしょう。

さらに侵入盗で一番多い窓ガラス部には補助錠を取り付けて、簡単に侵入させない環境を作りましょう。引き違いタイプの窓ガラスに取り付ける簡単な補助錠なら、1箇所あたり3,000〜8,000円程度(材料費、取付費含む)で設置できます。

【安心度★の防犯リフォーム例】
・玄関部へのセンサ内蔵ポーチライト設置 約4万〜5万円
・防犯性能の高い玄関錠への交換     約2.5万円〜4万円
・窓ガラスへの補助錠取付け(5箇所)   約1.5万円〜4万円
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   合 計 金 額             約8万〜13万円



安心度★★:過ごしやすさと防犯性能を両立させるバランスプラン
ブラインドシャッター
通風と採光に便利なブラインドタイプの電動シャッターは、外気を取り入れたり、直射日光を防ぐのにとっても便利。まさに防犯と快適性を両立したアイテムと言えるでしょう。(画像提供:三和シャッター工業株式会社)

侵入される危険性が一番高い窓ガラス部を、もっとしっかりと、それでいて快適性も求めるのなら、「ブラインドシャッター」を設置するのも一案です。シャッターでありながらブラインドのように直射日光をさえぎり、そして通風も確保できますから、居室の快適性も高まります。様々な窓サイズに合わせて、リフォーム用後付タイプが用意されているので、比較的採用しやすいアイテムと言えます。

またシャッターを全開にしている時や、シャッターを設置していない窓ガラス部には、防犯フィルムを設置しておくと良いでしょう。窓破りへの対策としてはもちろん、UV(紫外線)をカットし、冷暖房効率を高めてくれたりなど、快適性がアップします。

【安心度★★の防犯リフォーム例】
・ブラインドシャッター設置(1箇所) 25万〜35万円
・防犯フィルム施工(約10m2)   15万〜25万円
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   合 計 金 額         40万〜60万円

※ブラインドシャッターは幅1,800×高さ2,100mm程度の電動タイプを想定。設置工事費、電気工事費含む。
※ブラインド機能の無い後付シャッターは同サイズで手動型は10万〜15万円程度、電動型は15〜25万円程度。
※防犯フィルムは厚さ175ミクロンのものを想定。凹凸がある窓ガラスの場合は、専用フィルムを使用するため、工事費用が2〜3割程度アップする。



安心度★★★:ホームセキュリティでしっかり守る安心プラン
ホームセキュリティ
住まいの美観を損ねない無線型のホームセキュリティ機器が人気です。写真は勝手口ドアに開閉センサを取り付けた場合の設置例。(画像提供:株式会社セキュリティハウスセンター)

万が一何者かが侵入した場合、適切な初期対応ができれば犯罪被害を最小限度にとどめることができます。最近では住宅内の美観を考慮し、長寿命電池による無線タイプのホームセキュリティセンサが注目されています。

不在時や就寝時などでもセンサが不審者を見張ってくれていて、万が一の時は非常ベルで周囲に異常事態を知らせ、侵入者を撃退したり、携帯電話へ非常通報をしてくれたりといった対応により、被害を最小限度に抑え込むことができます。

また突然の来客が不審者かどうかを確かめるため、また万が一の不審者記録をしっかり残しておくために、録画機能付き防犯カメラ対応型ドアインターホンを設置するのも非常に有効です。犯罪者は人に見られることを嫌いますので、犯罪を未然に防ぐ効果も期待できますし、
小さいお子さんやお年寄りの方が留守番をするのにも安心で便利です。

【安心度★★★の防犯リフォーム例】
・ホームセキュリティ機器設置       30万〜60万円
・防犯カメラ対応型ドアインターホン設置 25万〜45万円
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   合 計 金 額             55万〜105万円

※ホームセキュリティは住まいによって設置する場所が異なるため、別途防犯設備士などに調査してもらうことを推奨。この概算費用は標準的な戸建住居(床面積60〜100m2程度)の場合を想定。
※ドアインターホンとは別途にセンサライト付きカメラ2〜4台設置した場合を想定。



でもやっぱり忘れちゃいけないこと。防犯意識。

今回ご紹介したリフォームプランはあくまでも例に過ぎません。それぞれのお住まいで防犯対策しなくてはならない重点箇所は違いますから、防犯リフォームを検討する時は施工実績がしっかりしているところに相談すると良いでしょう。同じ費用で防犯リフォームしても、業者によっては取り付け位置や施工方法にノウハウがなくて、防犯効果の極めて低いものになってしまうこともあるのです。

でも防犯リフォームしたからといって油断するのは禁物。一番大切なのは日頃からの家族全員の防犯意識。ほんのわずかな時間であっても家を離れる時には戸締りをしっかりしておきましょう。





2006年08月16日 
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