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  リフォーム予算オーバーを防ぐ5つのコツ All About [リフォームにかかるお金]
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リフォーム予算をしっかりと抑えながら、理想のリフォームを実現するのは至難の業です。
新しい年、新しいスタートにあわせて、もっと暮らしやすい我が家にしようと、リフォームを計画される方も多くおられることと思います。当初思い描いていたリフォーム費用が、あれもこれもと考えているうちに、気が付いたら大幅に予算オーバーなんてことも良く聞く話です。

家族のリフォームに対する思い入れが強ければ強いほど、悩むことが多くなりそうなのですが、「やっぱり費用はしっかりと抑えたいし、把握したい」という場合には、いったいどのようにしてリフォーム計画を立てていけばよいのでしょうか?

今回は、リフォームの予算を検討するときに知っておきたい「予算設定のコツ」についてご紹介いたします。


1.目的と優先順位をまとめた「リフォーム計画リスト」を作る
キッチン
当初のリフォーム目的をしっかりと記録しておくことで、頭の中が整理できます。(画像提供:株式会社INAX)

リフォームするきっかけとなった家族の事情や目的も、いざ工事が進んでいくのを目の前で見ていると、もっと便利に、もっときれいに仕上げられないかと欲が出てきてしまうものです。そして結局のところ、当初の目的から大きくはずれたリフォームになってしまったり、必要以上に費用がかかってしまったり、という事態に陥ります。

そこでリフォームを検討する際にぜひ行っておいていただきたいのが、目的と優先順位を記載した「リフォーム計画リスト」を作成するということです。

「家族が増えるので、明るくて居心地の良いリビングを作りたい」とか、「お風呂が狭くて寒いので、広くて温かい浴室にしたい」などといったリフォームの目的を、「リフォーム計画リスト」の一番上に書いておきます。

そしてそのリストに「ここだけはどうしても譲れない!絶対にリフォームしたい!」順に、リフォームの要望を書いていきます。例えば「壁の仕上がりはタイル調にする」、「床暖房を設置する」、「浴槽を現在より広くする」といった家族の希望に順番を付けておきます。

こういったリストを作成しておくことで、予算オーバーになりそうなときでも、今回のリフォームではあきらめる箇所が明確になりますし、家族間の打ち合わせもしっかりできるようになります。

2.追加工事や急な変更に備えて10〜30%程度の予備費を
資金計画
予算全額をリフォーム費用につぎ込むのではなく、追加工事やいざというときの出費に備えて予備費を確保しておきましょう。

そうはいっても、やはりあきらめきれないこだわりや、工事をしていく段階で思いつくリフォームも出てくることはしばしばです。そんなときに全く予算が無いのでは、せっかくのリフォームが後悔の念だらけになってしまいます。

そこでリフォーム予算を検討する際には、支出できる総予算の10〜30%を予備費として確保しておくと良いでしょう。つまり総予算が300万円であるならば、当初のリフォーム予算を210万〜270万円くらいに設定しておき、予備費として30万〜90万円を確保しておけば、とっさの追加工事にも対応できますし、途中の仕様変更にも対応できるようになります。

3.工事以外に必要になる経費をあらかじめ調べておく

カーテン
リフォームが終わった後で、新しいお部屋のイメージに合わなくなったカーテンを買い替えに走るなんていう話も良く聞きます。(画像提供:リリカラ株式会社)
リフォームの規模にもよりますが、工事以外に発生する費用もあるものです。

例えば大規模なリフォームであれば、リフォーム期間中の仮住まいや引越しにかかる費用、家具などの家財を一時預かってもらうための貸し倉庫(貸しトランク)費用が必要ですし、小規模なリフォームであっても、キッチンやお風呂が使えない間の外食費用や入浴費用がかかります。

またリビングの壁紙を全部リフォームしたら、現在のカーテンとマッチしないので慌ててカーテンを購入した、ということもあります。こういったインテリア品や新規に購入する家具・雑貨などにも意外とお金はかかるものです。

このように必要になると思われる経費について、リフォームの工程や仕上がりの具合などを業者にあらかじめ良く聞いておけば、急な予定外の出費を抑えることができるはずです。

4.追加費用が想定される場合は事前に見積りをもらっておく
追加工事
追加費用が発生しそうな部分については、工事契約前に業者としっかり話し合っておきましょう。

リフォーム工事後のトラブルで多いのが「追加工事の費用」についてです。見積りに含まれていると思っていた「下地補修」が実は含まれておらず、工事中に業者の職人が言った「下地が傷んでいるので、一緒に補修しておきますよ」という何気ない一言にうなずいてしまうと、それが「追加工事」の同意と受け止められてしまうことがあり、後でトラブルになるケースも少なくありません。

リフォーム業者から見積書をもらうときには、追加工事の恐れがある部分について事前に説明してもらい、見積りに入っているかどうか、また見積りに入っていない場合はその費用をあらかじめ聞いておきましょう。特に築年数が20年以上経過しているような建物では、まず補修が発生すると考えておき、予算化しておいた方が無難です。

5.「ついでに」という言葉に惑わされない

何回もリフォーム工事をやるのは面倒です。だからついつい「ついでに」という言葉に引っ張られてしまいがちです。

でも良く考えてみてください。もし本当にそれらが必要であるならば、前ページでご紹介した「リフォーム計画リスト」の中に入っていたはずです。もしこのリストの中に無かったのであれば、業者から見積書をきちんともらった上で、先ほどの予備費と照らし合わせて検討すべきです。

またキッチンや浴室などの住宅設備を入れ替える場合などでは、ぜひ一度メーカーショールームなどで実物を確認しておく方が良いでしょう。そしてできるだけ工事中に仕様変更することがないように、実際に触って住宅設備の質感や使い勝手、オプション品などをしっかりと見極めておきましょう。さらに可能なら家族全員で見に行き、それぞれの意見をまとめておくことをおすすめします。

リフォームは一生に一度だけではないのだから……

リフォームは一生に一度とは限りません。むしろ家族の成長や生活スタイルの変化に応じて、フレキシブルに対応できるのがリフォームです。なんでもかんでも1回きりのリフォームで終わらせようと欲張るのではなく、状況を見ながら少しずつリフォームするのも悪くありません。むしろこういった心構えを知っておいた方が、より良いリフォームをすることにもつながるのだと思います。



2007年01月04日 
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