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価格値上げ!?
原油価格の高騰は、生活のあらゆる局面に影響を与えています。かしこいリフォーム計画法を身につけましょう。

家計を直撃するガソリン価格の値上げ。原油価格の高騰は、じつはリフォーム材料価格にも影響を及ぼしています。材料の製造・輸送コストを押し上げ、結果的にそれが販売価格の値上げという形で消費者に跳ね返ってきます。

実際のところ、建材や住宅設備機器などの材料費用は数年前の5〜20%程度の値上げになっており、予算を少しでも抑えたいと考える施主にとっては頭の痛いところです。

今回は、これらのリフォーム資材の値上げに対して、私たちができるリフォーム費用の4つの節約アイデアについてご紹介します。




1.リフォーム用の建材・設備を採用する
リフォーム用出窓
リフォーム用の設備や建材を使うと、工期も施工費用も抑えることが出来ます。(画像提供:トステム株式会社)

建材・住宅設備メーカーも、商品価格が高くなることでお客様にソッポを向かれたくはありません。必死の思いで商品を開発しています。

そんな商品の中には、特に「リフォーム用」に特化したタイプがあり、商品価格が高くなった分、取付費などの施工費用を安く抑えさせてあげようという工夫商品になっています。これらを採用することで、材料費がやや割高になったとしても、工期が従来品の場合の1/2〜1/4になるので、結果的にリフォーム費用を圧縮することにもなるのです。

例えば床下の排水管を動かさずに交換できるリフォーム用トイレ便器であれば、床補修費+排水管工事費(約2万〜3万円)が節約できますし、リフォーム用出窓であれば、内壁及び外壁補修費(約10万〜15万円)が不要になります。

ただしこれらリフォーム用の商品は、全ての設置状況に対応できるものではないため、事前に工事業者と現場を見てもらいながら打ち合わせをしておきましょう。



2.廃材が発生しにくい工法を検討する
リフォーム用フローリング
下地が傷んでいないのであれば、既存床に直接貼っていくフローリング材も非常に有効なリフォームアイテムです。(画像提供:大建工業株式会社)

リフォーム業者が工事をして発生した廃材は、家庭から出る一般ゴミと違い、産業廃棄物として処理しなくてはいけません。産業廃棄物は家庭用ゴミとは違い、非常に高い処理費用が発生します。リフォームだからと言ってどんどん壊して新しくするのでは、この産業廃棄物処理費用だけでも大変なことになります。

そこで先ほどご説明した「リフォーム用」の設備・建材を使用するだけではなく、できるだけ廃材の発生しない工法を選択するのも、リフォーム費用を圧縮するためのテクニックの一つです。

既存のフローリングが傷み、新しい床材に変更するときには、下地が痛んでいないことが条件にはなりますが、既存フローリングを下地材としてそのまま使うことで、廃材を減らすことができ、床の解体費用と処分費用で2万〜4万円節約することができます(6畳間の場合を想定)。

既存建物の状況や、施工面積によっても工事の対応が異なってきますので、リフォーム業者にどんどん質問して、廃材の発生しにくい最適な方法を見つけてもらうようにしましょう。


3.使える設備はできるだけ再利用する
クリーニングしたキッチン
キッチンは毎日使うゆえ、相当汚れが蓄積します。ハウスクリーニングで新品同様にしてあげるのもテクニックです。

何でも新しくするばかりがリフォームとは限りません。使える設備や建材はできるだけそのまま利用してあげましょう。

古くなったキッチンの場合、ハウスクリーニングで表面の汚れを除去することで見栄えの問題はほとんど解決できます。幅2,100mmのシステムキッチンを新品で購入するとしたら、20万円位〜の本体価格に加え、吊戸棚などのオプション品と工事費用が発生しますが、ハウスクリーニングなら5万〜8万円程度の費用でピカピカになり、しかもその日のうちに今まで通りキッチンが使えるというのも魅力です。

洗面脱衣室のリフォームの場合などでも、住まい手の動線を考えて、洗面化粧台の配置を変えただけで使いやすくなることがあります。これなら新しい洗面化粧台を購入する必要もありませんし、何より廃材が少なくて済むので、リフォーム予算を抑えることが可能になるのです。

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4.機能・オプションの選定は慎重に
ライフスタイル
ライフスタイルを考えてリフォームを計画しないと、宝の持ち腐れになってしまうことも……。

当たり前な話ですが、システムキッチンの入れ替えや、浴室のリフォームなどになると、ついついあれもこれもと高価なオプションを取り入れてしまいがちです。リフォームは頻繁にできるものではありませんが、かといって無茶して不要なオプションや機能まで取り入れる必要はないのです。

お風呂を在来浴室からユニットバスに入れ替える際、浴室暖房乾燥機を導入して、お風呂を衣類乾燥スペースとして使おうと思ったが、家族の入浴時間がまちまちで肝心なときに洗濯物が干せない……とか、キッチンにビルトインの食器洗い乾燥機を導入したが、お気に入りの食器が大きくて入らなかったから使っていない……など、結構もったいないリフォームをされている方も多いのです。

リフォームは生活に少なからず変化を与えます。それが家族全員を快適にしてくれるのであれば良いのですが、リフォームという言葉に惑わされ、ついつい気が大きくなって、「もったいないリフォーム」になってしまうこともあります。現状、そして今後のライフスタイルをしっかりと家族と相談して、機能・オプションの選択をするようにしましょう。




良い業者は将来を見据えてアドバイスしてくれる

リフォームは家族にとって大きな思い出にもなります。できることならリフォーム業者との打ち合わせは家族全員で参加し、不安や疑問をしっかりと解消させてくれる業者を見つけるようにしましょう。良心的な業者であれば、一時的な取り引きよりも長期的なお付き合いを望むはず。住まい手の将来を一緒に考えてくれる業者を見つけることが、もしかしたら工事費用を節約する近道かもしれません。

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2007年08月16日  
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