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  失敗談に学ぶ!リフォームのお金節約法

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がっかり
リフォームは期待が大きいだけに、失敗すると家族全員がっかりです。
「リフォーム」という言葉は今や珍しくなくなりました。でも、やはりリフォームにかかる費用については不安も多く、金額の大小に関係なく失敗談も多いのが現実です。

そこで今回はリフォームで起こりがちな失敗談を取り上げ、リフォーム費用を安く抑えながら、成功を収めるための秘訣・対策についてご紹介いたします。





工事単価の表示方法に要注意!
チラシ掲載例
リフォームのチラシに良く出てくる「○○円から」の文字。単価だけで判断するのはやめましょう。

Aさんは築21年になる住まいの内装汚れが気になっていました。ある日、新聞折込の広告に「室内クロス張り 1m2当たり700円」という文字を見つけ、早速業者に仕事を依頼しました。

Aさんは汚れの気になるリビング(12畳)の天井と壁のクロスを、業者指定のクロス柄の中から1つを選び、全面に施工してもらうことにしました。

施工面積は約35m2だったので、35m2×700円=24,500円だと思っていたところ、業者に言われた金額は「42,000円」でした。納得のいかないAさんが業者に尋ねてみると、「1m2当たり700円というのは純粋にクロスを貼るだけの単価です。お宅の場合は古いクロスを剥がして下地を調整する必要があるので、1m2当たり500円が別途必要です。」と言われました。



単価はあくまで目安。単価で予算計画を立てないこと。

このように、チラシなどに掲載されている工事単価だけに気をとられると、思わぬ予算オーバーになってしまったり、業者とのトラブルになる可能性があります。トラブルになりやすい事例としては、出張費や処分費、さらにひどい場合は材料費が工事単価に含まれていないということもあるので、くれぐれも単価だけで業者を判断することはやめましょう。

【教訓】
・目先の単価だけに気をとられることなく、必ず見積り金額の内訳を示してもらう。

【関連記事】
・「リフォーム業者をドキッとさせるお金トーク




リフォームローンで焦って資金不足!?
リフォームローン
リフォームローンは焦って契約してはいけません。追加工事の予算も事前に打ち合わせしておきましょう。

Bさんは築25年になる住まいをリフォームしようと思い、手持ち資金に不安があったため、リフォームローンを使うことにして、リフォーム業者から提出された見積り書を元にローン契約をしました。

資金面でホッとしたのもつかの間、工事が始まると住まいのあちこちの構造部が想像以上に傷んでおり、追加工事が必要になると指摘されました。しかしすでにローン契約を組んでしまったBさんは、追加費用についての銀行ローンを受けることができず、当初よりもやや割高な金利でのリフォームローンを勧められました。

資金的な余裕がないBさんは、新たにリフォームローンを組むことにもためらいがあり、結局傷んでいる構造部については補修はしないまま、リフォームを継続するより他ありませんでした。現在リフォームは完了しましたが、傷んでいる部分が常に気になってしまい、きれいになった我が家を眺めてもため息しか出てきません。






追加工事を忘れてローンを組むと、後で泣く羽目に

このようにローン契約を焦ってしまうと、後の祭りになってしまうことも多いのです。またリフォームの見積りをもらう際には、追加工事の可能性及び費用について打ち合わせしておくことが必要です。

【教訓】
・リフォームは追加工事が出やすいもの。慌ててローン契約すると失敗の元。
・追加工事が発生する恐れがあるのなら、事前にリフォーム業者から説明を受け、見積り書をもらっておく。

【関連記事】
・「ローンと貯金を上手に使うリフォーム計画




肝心の工事が含まれていなかった!
工事中
リフォーム工事中に仕様変更が生じると、工事の中断経費や変更経費で高くつくことになります。

Cさんは築14年のマンションを購入し、リフォームして引っ越すことにしました。早速リフォーム業者と打ち合わせを重ね、いろいろな要望と予算を伝えました。

いよいよ見積りをもらう段階になったのですが、引越し時期が迫っていたことに加え、ちょうど仕事が忙しい時期に重なってしまったため、見積り書を郵送してもらうことにしました。金額を確認してみると、想定していた予算以内だったこともあり、すぐに発注することにしました。

ところがいざ工事に取り掛かってみると、どうも自分が思っている内容と若干違っているように思い、リフォーム業者の担当者に尋ねてみると、「見積り書にお手紙を入れておきましたが、Cさんがおっしゃっていたご要望ですと予算オーバーになってしまうため、仕様を若干変更してあります。お手紙を読んでいただけていないのでしょうか?」

Cさんは顔が真っ青になりました。確かに手紙が入っていたのですが、全部読まずに見積り書にばかり気をとられてしまっていました。結局、Cさんは工事内容を変更してもらい、追加費用を支払うことになりました。





急ぐときほど打ち合わせは大切

引越し時期やお仕事の関係で急がなくてはならないときほど、見積り書はリフォーム業者から手渡しでもらい、説明をしっかり聞いておく必要があります。見積り書に記載されている「数量」「施工面積数」だけでは、工事範囲を見落とすことも多いのです。

【教訓】
・見積り書は必ず手渡しでもらうこと。
・見積り書と図面などを前にして、業者にしっかり説明してもらうこと。

【関連記事】
・「リフォームのプロが教える業者選びのコツ




食器とハイヒールを忘れてオプション選定ミス
ハイヒール
ハイヒールを履いているために、目線や動線が違ってしまうことがあるのです。

Dさんは前々から欲しかったシステムキッチンを我が家にリフォームで導入することにしました。リフォーム雑誌やカタログなどをたくさん集めて、お気に入りのシステムキッチンを選びました。

そしてリフォーム業者との打ち合わせの席上で、Dさんはキッチンに対する熱い思いを説明しているうちに、業者が提案してくれた食器洗い乾燥機や昇降ユニットなどのオプションにも興味が湧いてきて、結局それらのオプションが全て搭載されたタイプでリフォームすることに決めました。

リフォームが終わり、美しいキッチンに感激していたのですが、しばらく使っているといくつかの問題点に気付きました。お気に入りの食器が大きすぎて食器洗い乾燥機に入らないのです。また、吊戸棚や昇降ユニットが若干高くてやや使いにくいのです。

Dさんはショールームで良く商品を見てきたつもりでしたが、食器洗い乾燥機の仕様確認を怠っていたことに加え、ハイヒールの靴を履いていることをすっかり忘れていて、やや高い位置に設置されている吊戸棚が便利に思えてしまったのでした。せっかくのオプションでしたが、今ではあまり使っていないそうです。





目線・動線、使い勝手を我が家に置き換えて考える

冗談のように思うかもしれませんが、キッチンにこだわりのある方にありがちの失敗談です。
リフォームすることが嬉しくて、ついついはしゃいでしまい、あまり使わないオプションをつけてしまったり、勢いで工事契約してしまったりということもあるのです。冷静さを持ち合わせていれば、無駄な費用は防げるのです。ショールームに行くときは、あらかじめ普段の格好に近い服装にしておくのも工夫の一つです。

【教訓】
・設備品などのオプションはできるだけショールームなどで体感し、使用頻度と予算を検討する。
・ショールームと我が家では、目線や動線が異なるということを考慮する。

【関連記事】
・「無駄遣いリフォームはショールームで防ぐ!





想定外を想定内にすれば費用も抑えやすくなる

今回ご紹介した事例は決して珍しいものではありません。良く分かっているつもりでも、一般の方がリフォームを簡単に見極めることは難しいのが現実。ならばせめて、どんどんリフォーム業者に聞いてみて、不安や不満を少しずつでも解消していきましょう。そうすることが実は費用を抑える近道なのです。




2007年11月19日  
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