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  リフォーム予算外の追加費用!ココが分岐点
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リフォームを経験されたことがある方なら、一度は悩んだことがあると思われる「追加工事」。事前に業者と打ち合わせを重ねていても、想定外の追加工事に、痛い出費を迫られることもあります。

そこで今回は、追加工事の出費をできるだけ避けるために、注意しておきたいポイントをご紹介します。


別途工事として扱われやすい工事を知っておく
屋根まわり
軒天(屋根の裏側)や雨樋などの屋根回りの部分は、塗装工事の見積りに入っていないこともあります。

リフォーム業者は住まいの部位ごとに、工事に対するある程度の独自標準仕様(基準)を持っていて、例えば「塗装工事」においても、A社は「外壁及び屋根の塗装」、B社では「外壁だけの塗装」、C社では「外壁及び屋根塗装(軒天・雨樋塗装含む)」というように、業者によって標準仕様はまちまちです。

これは、同じリフォームのように見えても、どの部位を、どこまで、どのように施工するのかは、施主の意向や、住まいの痛み具合などによって、工事内容が大きく異なるため、標準仕様をスタートラインにして、そこからの追加・減少という形で工事全体を見積りしていくことになります。

複数の業者から相見積りを取る場合においても、このような仕様の違いを考慮する必要がありますし、1社とだけ打ち合わせをする場合でも、施主と業者の工事に対する意識のズレを修正しておくことが大切です。

ベランダの防水
外壁の塗装だけでなく、ベランダの防水についても同時施工が安心です。
【見落としやすい別途工事の例】

・塗装工事における「屋根」「軒天などの屋根回り」「雨樋」の塗装や、ベランダなどの「防水工事」
→ 20万〜80万円程度の別途費用
・浴室工事における「給水・給湯管交換」「排水管交換」
→ 5万〜30万円程度の別途費用
・キッチン工事における「給水・給湯管交換」「排水管交換」「ガス工事」(ガスなどは地域の指定工事店でないとできない場合もあるため、リフォーム業者の見積りから除かれることも多い)
→ 5万〜20万円程度の別途費用
※いずれも一般的な戸建住宅(1F床面積60〜100m2)を想定


「一式」表記の箇所をしっかり見抜く

建築・リフォームの見積りでは「一式」という見積り表記がよく使われます。これは正確な寸法や施工面積を算出することが困難であるときや省略する時に使われるのですが、ここが工事範囲をあいまいにし、トラブルの元にもなりやすいのです。

見積りの内容によっては、どうしても「一式」という表記が出てくる場合がありますが、この場合は「一式」という表記だけでなく、図面などに施工範囲を記入してもらうなどして、数字で表しにくい見積り項目を、ハッキリとわかるように書面化してもらいましょう。




想定される追加工事は見積りに入れておく
追加費用
後から次々と追加工事の見積りが出てくると、お財布も気持ちも余裕がなくなってしまいます。

いくらプロと言えども、リフォーム業者が施主の家に住んでいる訳ではありませんから、住まいの使い勝手のことや住まい内部の老朽化具合などは完全に見抜くことができません。

そこで業者は見積り金額に含む工事、含まない工事を説明してくれるのですが、リフォームに慣れていない施主が工事の概要を把握することはかなり難しく、結局、工事途中で「追加工事が必要です」と言われ、そのまま業者の提示した通りの金額を了解するしかなく、想定外の出費が発生することになります。


断熱材
室内側の壁をはがす工事があるなら、一緒に断熱材を入れてもらいましょう。費用負担が少なくなります。

こういったことを防ぐためにも、業者との打ち合わせの際には、今回のリフォームで別途工事になりやすい内容について、見積り書にあらかじめ盛り込んでおいてもらい、実際の工事に入ってから別途工事が不要であることが分かった場合は、当初の見積り金額からその部分の金額をマイナスしてもらうようにすれば、想定外費用を防げます。

この場合、どういう時なら別途工事をしないでよいのかを業者とあらかじめ決めておき、変更が発生した時点で工事に立ち会うか、写真を撮っておいてもらうようにしましょう。

【あらかじめ見積りに入れておきたい工事の例】

・浴室工事における構造部(土台・柱など)の補修費用、床下消毒費用
→ プラス10万〜30万円程度
・壁をはがす内装工事における断熱材の充填費用
→ プラス2万〜5万円程度(8畳間を想定)




耐用年数などを考慮しておく
給湯設備
給湯器の耐用年数についても考慮しておき、リフォームの予算としてストックしておきましょう。

水回り設備の交換の場合、設備だけではなく、給水・給湯管を一緒に交換した方が無難です。今回発注のリフォーム工事では追加費用が発生していなくても、比較的早い時期にトラブルが出てしまうことがあります。

配管だけのために床をはがしたり、壁に穴を開けたりするのでは無駄が多くなりがちですから、設備機器や住まいの耐用年数を考慮した上で、リフォームの計画を常日頃から練っておくことも重要です。

屋外の外壁・屋根は、外壁・塗料などの種類によっても異なりますが、おおむね5〜10年サイクルでのリフォーム、水回りは10〜20年サイクルでのリニューアルを前提として、予算計画を立てておけば安心です。特に給湯設備については、機器部品などもありますので、耐用年数を5〜10年程度と短く見込んでおいた方が良いでしょう。




工事途中の業者の「言い値」はできるだけ避けたい

目先の見積り金額にこだわりすぎたため、工事契約後、または工事中に追加工事が多数判明し、結果的に業者の「言い値」で施工してもらうというのは、想定外費用がかかるだけでなく、本当にガッカリするものです。

これらを見据えた上での工事計画ができていたとしたら、リフォームに対する満足度も高まり、住まいへの思い入れもまた深いものになると思います。お財布と家族に優しいリフォームは、やはりしっかりとした計画の上に成り立つものであるということを肝に銘じておきましょう。

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2008年04月28日  
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