このような通達が出されているにも関わらず、レジオネラ症の発症を防ぎ切れていないのが現状です。

公衆浴場はたくさんの方が入浴されます。浴槽水中には皮脂や汗、その他有機物質などが多く混入します。そのため、塩素系薬剤で適切に管理しているつもりであっても、消毒効果が著しく低下してしまうのです。

また、天然温泉などでは含有物質の他、アルカリ泉質が影響し、塩素系薬剤の効果がそもそも発揮されていないことも多いのです。

事態を重く見た厚生労働省も「公衆浴場における衛生等管理要領について(平成18年8月24日付け健衛発第0824001号厚生労働省健康局生活衛生課長通知)」において、以下のような通達を出しています。

「塩素系薬剤が使用できない場合及び塩素系薬剤の効果が減弱する場合のみに限定してそれらの消毒方法の使用を認めるというものではなく、塩素系薬剤が使用できる浴槽水であっても、適切な衛生措置を行うのであればそれらの消毒方法を使用できるという趣旨であるので、この旨御了知願いたい。」

弊社では、施設ごとに異なる浴槽水質や利用状況を調査させていただき、適切な衛生管理がいきわたるよう、薬剤の選定から確実な衛生管理手順に至るまでアドバイスをさせていただいております。