厚生労働省「ノロウイルス食中毒予防リーフレット」

厚生労働省「ノロウイルス食中毒予防対策リーフレット」によると、ノロウイルスによる食中毒予防のポイントとして以下のようなことが挙げられています。

  • (調理する人の健康管理)普段から感染しないように食べ物や家族の健康状態に注意する。
  • (作業前などの手洗い)洗うタイミングは「トイレに行ったあと」「調理施設に入る前」「料理の盛り付け前」「次の調理作業に入る前」
  • 調理器具は洗剤などで十分に洗浄し、熱湯で加熱する方法またはこれと同等の効果を有する方法で消毒する。

万が一、感染者が出てしまった時の措置として、以下のような事柄を挙げています。

  • (食器、リネン類など)感染者が使ったり、嘔吐物が付いたものは、他のものと分けて洗浄・消毒する。
  • 食器等は、食後すぐ、厨房に戻す前に塩素消毒液に十分浸し、消毒する。
  • カーテン、衣類、ドアノブなども塩素消毒液などで消毒する。(塩素消毒液は金属腐食性があるため、金属部の消毒後は腐食を防ぐため十分に薬剤をふき取る)
  • 患者の嘔吐物やおむつなどを処理する際は、使い捨てのマスクやガウン、手袋を着用し、ペーパータオルや凝固剤で静かに拭き取り、塩素消毒後、水ぶきする。また拭き取った嘔吐物や手袋などはビニール袋に密閉して廃棄する。できればビニール袋の中で1000pmの塩素消毒液に浸す。

ここにある塩素消毒液は一般的に次亜塩素酸ナトリウムが用いられますが、推奨されている濃度の塩素消毒液を作るための薬剤及び水の量は以下の通りです。

食器、カーテンなどの消毒や拭き取り

(200ppm)

嘔吐物などの廃棄物の消毒

(1000ppm)

次亜塩素酸ナトリウムの濃度 薬剤量 水の量 薬剤量 水の量
12% 5ml 3L 25ml 3L
6% 10ml 3L 50ml 3L
1% 60ml 3L 300ml 3L